読書系フリーターの日常

ブラック企業を新卒半年で辞めた読書好きフリーターがいろいろ考えています。契約社員になりました。

下田美咲の恋愛論で大事なのは、個人差じゃなくて一貫性なんだ。

cakesで下田美咲の口説き方が3シリーズともバズっている。

cakes.mu彼女の突出した独特のセンスと磨き抜かれたオリジナリティのなせる業だと思う。

私は下田美咲が好きだし、ほぼ見る専のtwitterアカウントでもフォローして毎日チェックしている。面白いから。

 

私が特に好きなのは第一回目 「奢ってくれないと困る。あなたのことを性的な目で見たいから 」なのだけれど、twitterなど各所の反応を見ると、「彼女だから許される」「自分個人の考え方であることを書いているのは良いが、みんなに当てはまることじゃない」とかそういう意見を見る。

yutoma233.hatenablog.comごめんなさい。下田美咲を誤解して欲しくなかった。

 

一般論化できないのは当たり前。個人の話なのだから。

でもなんていうか、そこじゃない。

「恋愛論」として見るべきなのは、個人の話かみんなに当てはまるかどうかじゃない。

だって、そうだったら一般に向けて公開する意味なんかないもの。

そんなこと下田美咲氏だってわかっているけれど、あえて書いている。

彼女の恋愛論から抽出すべきは、一貫性だ

下田美咲は徹底的に自分の価値観で生きている人間だ。世間でどうとか、何が普通かとか、どれが得かとかではなく。

 

彼女は、気になる男性と食事に行ったときお金は出さない。出すそぶりも見せない。

「私も半分出しますよ」パフォーマンスをしたことが、一度もない。初デートであっても、何度目かのデートであっても。財布を小脇に抱えて「いくら出せばいいですか」顔を作ったことも、ない。

しかしこれは本人も書いているように、お金の問題ではないのだ。

カフェに入るお金がないなら公園で120円の缶コーヒーでもいいと書いているし、そもそも恋愛対象でなければワリカンで構わないみたいだ。

 

簡単に書くと、

自分が性的な目で見られる人と付き合いたい(目的)

とことんぐにゃぐにゃになって甘える付き合いがしたい

シャキッとしなければいけないシチュエーションをつくりたくない

おごってくれる人でないとお会計のときに毎度シャキッとしなければいけない状況になる(そこだけ急に切り替えないといけなくなる)

とことん甘えん坊モードになれない、そこで萎える

ベッドの中の男らしい感じとのマイナスギャップなどにより性的な目で見られなくなる

だから、デートで必ずおごってくれる人と付き合う

 

わかるだろうか。彼女が欲しい物(目的)とそれを手に入れるための手段が一貫していることが。やることとやらないことがはっきりしていることが。

それができるのは、彼女が自分がどういう人間で何がなぜほしいのかがちゃんとわかっているから。

恋愛を始めて13年が経ち「自分にとっての恋愛とは」が、よく解ってきたからだ。私の場合、ワリカン男子は恋愛対象に向かない

 

目的に対してとる手段が明後日のベクトルを向いていることってけっこうある。

例えば、世話好きな彼氏に甘やかしてほしいタイプなのに、合コンで張り切ってサラダ取り分けたりなんだかんだ世話焼いちゃったりとか。

(一貫性で言うなら、この例であれば何もせず積極的に取り分けてくれる世話焼き男子をフィルタリングする方がいいと思う)

 

世間一般のモテテクを、本当はそれを好まない人と付き合いたいくせに、何も考えずに使ってしまったりとか。

 世の中の恋愛相談は、彼女のしていることと真逆のことで溢れている。

 

下田美咲は、目的とその根拠が明確だから、それを一直線に手に入れに行けるんだ

そして、手に入れることができるのだ。

自分自身の目的(欲しいもの)をはっきりとさせて、それを手に入れるために確実な手段を使う。それが他の誰でもない、自分にとっての幸せな恋愛のための近道なんじゃないかな。

そこのブレない一貫性が、彼女の「恋愛論」から学ぶところなんじゃないかと思う。

 

 

ちなみに彼女はその対価としてちゃんと、「図々しい女と思われるリスク」を取っている。

みどりの小野さんが書いている、

世の中デートでこれはありえない!なんてNGマニュアルに溢れてるけど、本当はそのNGを許してくれる相手とこそ長続きするんじゃないかなぁ。
ただその『許してくれる人』を探すのが難しいんだけど。

ここと本質的には同じようなもんじゃないかなあ、とも思ったけれど。

世間的にNGな「財布を出す素振りもしない」って、『許してくれる人』を探すってことではないのかな。