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読書系フリーターの日常

ブラック企業を新卒半年で辞めた読書好きフリーターがいろいろ考えています。契約社員になりました。

年内に読もうとしてるミステリ、残りあと21/43冊

「年内にやっておきたいこと」=私には年内に読んでおきたい本です。

というのが、ブログを始めて一番初めにバズった記事で

quelle-on.hatenadiary.jp

いろんなはてな民推しのミステリーブコメに並び、あれから約3か月。キタ――――!とばかりにかたっぱしから読んでいるのですが、年内に全冊読みたい!と思っている、のですが・・・・

22冊読んで、残りはあと21冊。無理ですやん。

残っている理由は主になかなかブックオフや古市でお目にかかれないからか、それかどこに行っても高いから。しかしそれだけ面白いのかと思うと胸が高なります。

今まで読んだものも大概外れませんでしたし、お気に入りもたくさんあります。

もしかしたら、残りにとんでもない本が眠っているのかもしれない。

期待、大ですね。

 

そんな訳で忘備録的にあと残りのミステリをここにリストアップします。

がんばって内容と評価を簡単にですが、全冊調べました(主にamazonですが)。既に読んだものではなく、リストの中の残りです。

リストは、この記事の下に作ってあります。

ホッテントリ入りした記事でおすすめされたミステリまとめ/批判について

 

年末年始に読書充するつもりで面白い本を探している方は、是非一緒に読みましょう。

目次

柳原 慧『パーフェクト・プラン』

新装版 パーフェクト・プラン (下) (宝島社文庫) (宝島社文庫 C や 1-5)

新装版 パーフェクト・プラン (下) (宝島社文庫) (宝島社文庫 C や 1-5)

 

 上は読みましたが、下をまだ見つけられていません。

背表紙のあらすじを読んで「なんだ、またアンダーグラウンドな世界の人がなんかやんのかあ?」とか思っていましたが(その前に、葉桜の季節に君を想うということ テロリストのパラソルを読んでいたため)、すみませんでした。どれ一つとして同じ話なんて無くて、それぞれワクワクさせてくれるよな。

3つか4つの話が同時進行し、下巻で繋がって入り乱れる予感!「プラン」たちのそれぞれの行く先が非常に気になっています。それぞれの事件はどんな結末を迎えるんだろうか?これは期待しています。逆に万一オチがしょぼかったら絶対ハニワみたいな顔になるわ。それはないか。

ロバート・B・パーカー『初秋』

初秋 (ハヤカワ・ミステリ文庫―スペンサー・シリーズ)

初秋 (ハヤカワ・ミステリ文庫―スペンサー・シリーズ)

 

 amazonの評価はものすごく高く、「子どもに読ませたい名作」とか「子どもが大人になる過程を描き切った」とか、ハードボイルドの傑作と名高いこの作品。レビューより、

傑作過ぎてほとんど冷静でいられない

らしいです。あらすじだけだとミステリ?となります。

育児をほとんど放棄され、離婚の駆け引きの道具にされていた少年を私立探偵のスペンサーという男が「人間として」育てていく話と解釈しました。

 洋物ミステリはなかなか敷居が高く、しかも古本屋で見つけることがほぼほぼ不可能なためまだ手を出せていません。

しかし、この本に関しては食わず嫌いは絶対に損なはず。読もう。

『体育館の殺人』青崎有吾

体育館の殺人

体育館の殺人

 

 平成のエラリー・クイーンと名高い青崎有吾の鮎川哲也賞受賞作。平成生まれってことは、私と歳がたいして変わらないのか・・・。ということは、文体は軽めとみました。

実際、内容も高校生探偵が主役の学園モノでラノベ要素が入っている、と。

あまりひねくり回したり癖が強くないミステリだそうで、amazonでは「もう一歩!」みたいな評価をされていますが、スラスラ読めそうではあります。

お勧めミステリの中では、氷菓 に次いで読みやすそう。

孫子武丸『殺戮に至る病』

殺戮にいたる病 (講談社文庫)

殺戮にいたる病 (講談社文庫)

 

くり返される凌辱の果ての惨殺。冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり

amazonにあるように、けっこうグロそうです。猟奇殺人犯の話。

主人公が殺人犯か?人1人にスポットを当てて描写する系は好き。猟奇殺人犯の行動と魂に焦点を当てたものってあまりないんじゃないでしょうか。

ブコメ「薄くて安いから本屋行って文庫買って一気に読もう。ネット検索は必ず(必ず!)読後に」とあります。

最後にすごいどんでん返しが来るらしいので、これは期待。

 グレッグ・イーガン『白熱光』

 ブコメによると、「作中でニュートン力学から相対性理論まで勉強できる」すんごいハードSFミステリらしいです。

“白熱光”からの熱く肥沃な風が吹きこむ世界“スプリンター”

「白熱光」がタイトルということは、この土地が重要な意味をもっているということか。すごい理系のにおいがするけど、けっこう推されてる。

評価を見る限りファンにはたまらないという、かなり難易度が高そうな作品。

水原秀策『サウスポー・キラー』

サウスポー・キラー (宝島社文庫)

サウスポー・キラー (宝島社文庫)

 

 プロ野球界が舞台のハードボイルドだそうで。こちらも「もう一歩!」という評価が多いので、見かけたら買おうかな。

野球好きにはたまらないらしい、このミス大賞受賞作。

 

アガサ・クリスティ 「ミス・マープル」シリーズ

ミス・マープルと十三の謎 (創元推理文庫 105-8)

ミス・マープルと十三の謎 (創元推理文庫 105-8)

 

 たくさんありすぎてどれから入ればいいかわかりませんが、人気のあるシリーズのうちの1つ。

ここから、気になったのを取っていこうかな、と思っています。私が調べるまでもなく、まとめられており。

アガサ・クリスティーが生んだ名探偵・ミス・マープルフェア・本のまとめ|カバブックス

近藤史恵『サクリファイス』

サクリファイス (新潮文庫)

サクリファイス (新潮文庫)

 

 自転車競技選手のロードレースのお話。ミステリ色は弱めとのこと。

青春自転車小説と聞いたときに、真っ先に弱虫ペダルを思い出したよね。

自転車とかロードレースとか全然興味がなくて敬遠していたのだけど、自然に内容にルールなども織り込まれていて、

面白すぎて一気読みしてしまうらしい。です。そういう評価がけっこうある。

チームの人間関係や心の動きなどの描写と疾走感が良いらしいです。読もう。

 

ちなみに、弱ぺダでは荒北靖友くんがアシスト。読んだことないけど。

https://pbs.twimg.com/profile_images/1516947263/Arakita_bot_03.jpg

 

弱虫ペダル 1 (少年チャンピオン・コミックス)

弱虫ペダル 1 (少年チャンピオン・コミックス)

 

 摩耶雄嵩『夏と冬の奏鳴曲』『神様ゲーム

夏と冬の奏鳴曲(ソナタ) (講談社文庫)

夏と冬の奏鳴曲(ソナタ) (講談社文庫)

 

摩耶雄嵩の本って、どこ行っても高いんだが・・・。ミステリファンからの評価は相当高いようですね。

ブコメにて、「『夏と冬の奏鳴曲』読んでもらって横でエンドレスニヤニヤしたい案件」、一方で「夏冬はきっと何が分からないのか分からないだろうから、手軽な「神様ゲーム」あたりにしておこうぜ。一時間で読めるよ!」と言われました。

文学的素養が強いってこと?難解ってこと?どうすればいいんだろう。

しかし、孤島が舞台なんですね。そういうのは黒祠の島然り好きなんですが(余談:黒祠の島のラストは、「おいおい、今までのドキドキ返せよ」と思った)。

神様ゲーム (講談社文庫)

神様ゲーム (講談社文庫)

 

神様ゲーム』から入るべきかな。

amazonのレビューでこんなの見つけました。

所々で予想が見事に裏切られ、最後はあまりにも気味悪い結末で最大のショックを受ける

こういうの好き好き。小4の子が主人公だから軽めかと思ったら全然そんなことはなさそうだ。

ちなみに、『夏と冬~』もオチがすごいと聞く。

殊能将之黒い仏

黒い仏 探偵石動シリーズ (講談社文庫)
 

ブコメによると、「何もかもどうでもよくなる」らしいです。どういうことだ、と思って調べたところ、「ところどころ笑える」一方で「真面目なミステリファンを激怒させた」という、異色のミステリらしいことが判明。

 

後半から一気にひっくり返してくるというが、途中からミステリ要素が邪魔になるってもうどういうことよ。本当にミステリの筋書きがどうでもよくなってくるらしいです。

かなり読者の転がし方が上手いらしいけど、好き嫌いが分かれそうですね。終盤にとっておこう。

怖い表紙と合わせてミスリード、なんでしょうかね。

アイザック・アシモフ『鋼鉄都市』

鋼鉄都市

鋼鉄都市

 

 理系っぽい要素が強いらしいこの作品。でも、「鋼鉄都市ダメかとしょんぼりした」と書いてもらっているので、よっぽど面白いのではないかと思っているのです。SFは好き。これもけっこう推されています。

工学系のネタになるのでしょうかね。amazonではこう書かれています。

「ロボット工学三原則」*1

の盲点を突いたSFミステリの傑作として名高い

あ、これアシモくんの元か。

竹本健治ウロボロス偽書

ウロボロスの偽書 (講談社ノベルス)

ウロボロスの偽書 (講談社ノベルス)

 

 読みたかったので、竹本健治だけはアマゾンで買いました。

ブコメによると「答えがないから楽しめる」「文学的要素が強い」らしいです。

答えがない、というのは貫井徳郎プリズム みたいな感じなのかな。

実在する推理小説家を使った話に、殺人鬼の手記が紛れ込んで・・・というあらすじ。

の中の失楽

と一緒に買いました。

匣の中の失楽 (講談社ノベルス)

匣の中の失楽 (講談社ノベルス)

 

 分厚いです。両方分厚いです。

こちらは5分の1ほどまで読みましたが、ああ、定番っぽい・・・と思っていました。まだまだ序章、ここからですよね。

ミステリマニアサークルの中で殺人事件が起こるのですが、「この小説の中の登場人物の名前を使った小説を書いている青年」がいるのです。これがおそらく本筋と交わって入り乱れてくる予定です。

ウロボロス~』も話と現実と、その中の話が絡まってくる感じでしょうか。

はてなで有名なあざなわさんが激推ししてるみたいです。

 

 ちなみに、ブコメとりあえず推理小説三大奇書読め」と言われましたが、この本と

黒死館殺人事件 ドグラ・マグラ を合わせてそう呼ぶらしい。

石持浅海『扉は閉ざされたまま』

扉は閉ざされたまま (祥伝社文庫)

扉は閉ざされたまま (祥伝社文庫)

 

 これ、犯人がすでにわかっているところからのスタートなんですね。面白い!

完全密室殺人をしたつもりの犯人v.s.それに違和感を感じて「異議あり!」していく女性の戦いである、「同窓会ミステリ」と解釈。

推理の大半が会話のやり取りで披露されるので、読んでいて「人間味」を感じやすい。

 カタダさん(id:penguin-diary)によると、こう。(文系・推理嫌いにお勧めしたいミステリー小説8選 )

そうそう、人間味があると格段に読みやすくなる。これはすぐにでも読みたいリストに入っています。そろそろamazonを使う頃か・・・。

山口雅也『日本殺人事件』『生ける屍の死』

日本殺人事件 (角川文庫)

日本殺人事件 (角川文庫)

 

 山口雅也は、パラレルワールドの発想を使ったミステリーが得意なようで・・・・。

こちらもカタダさん推しのミステリ。

「日本のことをよく知らない外国人が書いた」という設定の、「間違った日本」を舞台とした本格ミステリー。ヘンテコな世界観で笑えるが、その世界のルールをきちんと踏襲し、謎解きが行われるという意味で、まともな本格ミステリーである

生ける屍の死

生ける屍の死

 

こちらは、 ブコメのお勧めですが、「死んだ人間が生き返ってくる」という状況下でで「殺人事件が発生」するという、ここだけで既に発想がすごいなと思う作品。死んでるのに?

このミス大賞2位の作品。

驚くべきは、探偵役が既に死んでいてこの事件で蘇った腐りつつある死体っていうこと。本の感想で検索すると、amazon含めかなり興奮気味のレビューがたくさん出てくるのが印象的で、長い長い前半を読み切った後の結末に傑作との声が多数です。

読後に期待。

笠井潔『薔薇の女』『バイバイ、エンジェル』『サマー・アポカリプス

バイバイ、エンジェル (創元推理文庫)

バイバイ、エンジェル (創元推理文庫)

 

 三部作の1作目。主題が「革命論と観念論」。このシリーズは、連続殺人犯との思想対決が目玉らしいのです。ナチズムとかも関わってくるのか?

薔薇の女―ベランジュ家殺人事件 (創元推理文庫)

薔薇の女―ベランジュ家殺人事件 (創元推理文庫)

 

 『バイバイ、エンジェル』の次作。2作目。

三部作の中で読みやすさは一番らしい。主題は「VSジョルジュ・バタイユ*2か。

サマー・アポカリプス (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)

サマー・アポカリプス (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)

 

 3作目。評価の高さ、面白さでは三部作中最も人気があるのがこれ。

舞台はフランス、聖書(ヨハネ黙示録)の見立て殺人が起こる話?

主題は「v.s.シモーヌ・ヴェイユ」らしいです。

 

まとめて、矢吹駆シリーズ初期三部作と言われています。思想や哲学の要素が強いらしく、哲学が学べるという評判。「現象学探偵」らしいです。

このシリーズのウリは、本格派推理小説であると同時に、作中で異なる思想の対決が行われるという点なのだ

 とamazonのレビューにありました。

 

ひとまとめにされたものも。

天使・黙示・薔薇―笠井潔探偵小説集

天使・黙示・薔薇―笠井潔探偵小説集

 

 こっちにしようと思ったけど、手が出ないよ・・・。

 京極夏彦

文庫版 魍魎の匣 (講談社文庫)

文庫版 魍魎の匣 (講談社文庫)

 

 有名なのはこの辺りか。

姑獲鳥の夏(1)【電子百鬼夜行】
 

 作家推しされています。面白いことは間違いなさそう。

「初心者におすすめ」と書かれていましたが、本当なのでしょうか?

あまりに有名でたくさんレビューもされているでしょうから、私がにわか調べで書くまでもなく。

しかし気になったのが、『魍魎』と『姑獲鳥』は、入ったほうを好きになって、もう片方はそこまででもなくなる、というレビュー。

 それが本当なら、どっちから入ろうか・・・。大3の選択肢ももちろんアリ。

 

●●●●

まだ半分くらいか・・・。あと6冊を目標にしていますが、でも読みたい本読むのが一番かな。

なんでこんなに時間かかっているかというと、ブログで書きたい本とか読んだり、この記事で勧められて買ったものにハマって作家買いして寄り道したりとか (id;umezukeiichiさんに勧められた北森鴻は超ヒットして作家買いの最中)、あとは読みたい別なの読んだりamazonで買ったはいいものの、厚すぎて読み進まなかったり (主に竹本健治とか、竹本健治とか・・・)。

主な原因は古本屋で200円以上だったら諦めて別な機会にしてるからだと思います。書店かamazonなら一気に手に入るんだでしょ?わかってるよ。けどフリーターだからさ・・・。本代に送料がさ・・・。

 

しかし、自分で絶対買うはずのなかった本たちにこんなに沢山出会えたのは、まさにはてなブログの恩恵と言えましょう。読書ブログ冥利に尽きますね。

 

今週のお題「年内にやっておきたいこと」

 

年内に読めても読めなくても、読んだミステリは全冊年末か年始に一度まとめておこうと思っています。

調べているうちに、また読みたくなりました。

*1:

  • 第一条

ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。

  • 第二条

ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。

  • 第三条

ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己をまもらなければならない。

*2:フランスの哲学者